大草地蔵寺住職のブログ

巡礼日記 東京浅草浅草寺 東京スカイツリーの旅 その2

巡礼日記 東京浅草浅草寺 東京スカイツリーの旅 その2

こんばんは。

今日もいい天気でした。

さて、今日は東京浅草浅草寺 東京スカイツリーの旅二日目です。

今日は朝八時半にホテルを出発し、明治神宮に参拝に行きました。

東京の街の真ん中に神聖な空気が漂います。

本殿を参拝します。

まだ朝早くなので参拝者の方が少ないのでしっかりお参りできます。

その後浅草浅草寺に移動し参拝と仲見世の散策をします。

仲見世も賑わってます。

添乗員さん曰く、これでも人が少ないそうです。

浅草寺境内からスカイツリーを眺めます。

大きい本堂です。

御本尊の聖観音様に旅の安全を祈ります。

それにしても賑わっています。

これでも少ないのかぁ…。

帰りはまた新東名を通り帰りました。

この旅を振り返りこうした大都市東京を巡礼するのもいいものだなと思いました。

都内をグルグル回りガイドさんに色々説明していただくと、本当に面白いです。

その中にこうした浅草寺や明治神宮なども参拝でき、素晴らしい体験ができました。

そして東京スカイツリーを見学できたことは、本当に有難かったです。

本日参加していただいた方々はもちろんのこと、この旅をお世話して頂いた三重交通さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

また、この旅で様々な発見もありましたので、おいおいレポートしたいと思います。

本当に楽しい旅でした。

ちなみに帰り道も富士山が見えました。

世界遺産に登録された富士山を行き帰りに眺める事ができ、有意義な旅になりました。

その1へ

巡礼日記 東京浅草浅草寺 東京スカイツリーの旅 その1

巡礼日記 東京浅草浅草寺 東京スカイツリーの旅 その1

こんばんは。

今日はいい天気でした。

さて、今日と明日の二日間地元の大草の方々と団参で東京浅草浅草寺、東京スカイツリーの旅に出かけています。

団参で東京?と思われるかもしれませんが、これがとてもいいんです。

初日は今話題のスカイツリーに登り見学をし、明日は明治神宮、浅草寺と回ります。

都内の景色も見れて、今話題のスカイツリーも見学をし明治神宮、浅草寺の参拝もできるとても素晴らしいコースを組んで頂きました。

そこで、初日のスカイツリーのレポートです。

行きは新東名をとおりました。

その車中富士山をバッチリ拝見する事が出来ました。

晴天に恵まれて、本当に幸せです。

夕方いよいよスカイツリーに登ります。

添乗員さんが中々電話が繋がらない中粘ってようやく予約が取れたのです。

今でもそれだけ混んでいます。

エレベーターは春、夏、秋、冬とそれぞれあって私達が乗ったのは冬でした。

それであっという間に頂上です。

地上450mからの景色です。

凄い景色です。

大変混んでいましたが、添乗員さん曰く今日は本当に空いているそうです。

これでも空いているのかと思うと、ゴールデンウイークの人のでは想像できます。

ガラスの床です。

足が竦みます。

下の階にはお土産物屋さんが充実してます。

凄いピカピカです。

スカイツリーの予約の時間まで、少し時間があったので都内を回っていただきました。

新しくなった歌舞伎座や銀座の通り、国会議事堂や皇居を見て回りました。

まるではとバスツアーです。

こういった東京の有名な所を巡るのも楽しいものだと思いました。

それではまた明日。

その2へ続く

どっしり構えていると 知多半島くるま六地蔵巡り

こんばんは。

今日は旧旭村(今の日長、新舞子、羽根、粕谷など)の奉賛会の方々と知多半島くるま六地蔵巡りをしてきました。

天気予報では午後から雨模様だったのですが、参加していただいた方々の心掛けが良かったので曇ってはいましたが、雨に濡れることなくお参りすることが出来ました。

中には「傘もカッパも持ってきてないよ」という方もいて、それぐらいの心構えだと本当に通じるんだなぁと思いました。

何でもそうですが、どうしようかな?どうなるんだろう?とぐずぐずしているより、やることはやって後はなるようになるとどっしり構えているといい結果が招きやすいですね。

例えそれで結果が良くなくても、しっかりと現実を受け止めれて次に繋ぎやすいです。

本当に皆さんの心掛けが良かったのでいい旅になりました。

とても楽しかったです。

常滑市の相持院さまの山門への階段。

桜が咲きだしていました。

岩屋寺さまの奥の院はすごくひんやりしてます。

篠島では小女子が干してありました。

時期は今が最終ぐらいだそうです。

昼はまるは様で大宴会です。

半田市の光照院さまの千体地蔵です。

知多半島は桜が咲きだしていて随所に春を満喫出来ました。

春の知多半島は本当に気持ちいいです。

何回も行ってるコースなのに全然飽きないです。

不思議なものですね。

巡礼日記 大いなる和  四天王寺

こんばんは。

今日は用事があったので大阪へ行き少し時間が空いたので聖徳太子が創建した「四天王寺」へ参拝に行きました。

四天王寺は今から1400年前、物部氏と蘇我氏の戦で、仏教推進派の蘇我氏についた聖徳太子が形勢の不利を打開する為に、聖徳太子自ら四天王像を彫り「もし、この戦いに勝たせていただけるなら、四天王を安置する寺院を建立しましょう」と誓願され、勝利の後その誓いを果すために、建立されたと言われています。

聖徳太子がこの寺を創建するに当たり敬田(仏教の修行道場)、悲田(身寄りのない者や年老いた者を助ける)、施薬(病者に薬を施す)、療病(病気を癒す)の四箇院を構え、鎮護国家の道場と済世利民の実践所として物心両面の救済のシンボルとして栄えていきました。

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仁王門からの五重塔の眺め。

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本尊救世観世音菩薩と四天王を祀る金堂と五重塔が重なり合う。

仏教の伝来初期は塔(舎利塔)がかなり重んじられたのですね。

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伽藍も素晴らしいのですがこちらは浄土真宗の祖親鸞聖人の像。

親鸞聖人は聖徳太子を深く信仰していてこの四天王寺に詣でられた事によりこの像が建てられたそうです。

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こちらは弘法大師空海の像。

真言宗の祖です。

弘法大師は西門で日想観を修行されたといわれ、弘法大師にもゆかりがあることから建立されています。

四天王寺の宗派は特定の宗派にこだわらない和宗と言います。

昔は天台宗に属していた事もあったが八宗兼学の寺でありました。

八宗兼学とは日本の仏教の8宗の教義を合わせて学ぶことです。

こうして日本仏教の祖である聖徳太子ゆかりのお寺であるからこそ、真言宗の祖の空海、浄土真宗の祖の親鸞の像が祀られている。

この光景はまさに大いなる和であるなと思います。

私たちは時に宗派というものが足かせになることがある。

だが聖徳太子のお足もとにおいてはそんなことは全く関係ない。

「和を以て貴しと為す」

この和とは意見の違う人と波風を立てず妥協することではなく、不平不満があれば互いの考えをきちんと伝え素直に聞きあう事を言います。

この四天王寺にこうして真言宗の祖、浄土真宗の祖が両方祀られていることは「和」の象徴であると思います。

自分の考えを相手に合わせるのではなく、そして相手の考えを変えようとかしないで、互いの意見を尊重し、互いに生きていく方法が「和」です。

この四天王寺を参拝して今の何でも温かく迎い入れ、宇宙のように懐の深い日本の根幹がここから始まったんではないかなと思います。

自分を考えを変える必要はない、そして相手の考えを変えようとする必要はない、互いの意見を尊重し、協力してともに生きていく。

あいつの考えを変えてやる、自分の色に変えてやると自分が変に優れていると勘違いしている人、恥ずかしいからやめましょう。

それよりも、この懐が深い日本のように何でも受け入れ、そして誰からも必要とされる人間になりましょう。

和の象徴を拝見させていただきました。

巡礼日記 静岡の旅 その3 久能山 東照宮

こんにちは。

巡礼日記の続きです。

さて、私たちは小国神社を後にした後、久能山東照宮に向かいました。

久能山東照宮の徳川家康公をお祭りする神社です。

この久能とは推古天皇の時(西紀600年頃)久能忠仁が初めて山を開き一寺を建立し観音菩薩を安置し補陀落山久能寺と称し久能山の久能はここから来たと言われています。

その後お寺が発展し330坊にまでにもなりましたが、嘉禄年間(1225年頃)火災により焼失してしまいました。

永禄(1568年頃)武田信玄がこの地が要害(戦闘性、防御性)に優れている事を聞き、久能寺を今の清水(今の鉄舟寺)に移し山上にお城を建て、久能城と称しました。

その後武田氏が滅びて駿河一体が徳川の地になり、この久能山も徳川の地となり元和2年(1616年)4月17日家康公亡きあと久能城を廃止し、東照宮を建立し今に至ります。

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まず最初にロープウェイで渡ります。

久能山の高さは270mです。

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豪華で美しい楼門です。

城があったということもあり敵に攻め込まれにくくするために階段一段一段が高いです。

80段はきつかったです。

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これもまた豪華で美しい拝殿です。家康公に御挨拶いたしました。

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久能山からのぞく駿河湾。

様々な有力者がこの久能山に惚れ込んだ理由がわかる気がします。

家康公は江戸のイメージがありますが晩年は駿河国(現在の静岡県)駿府城で過ごされました。

気候も良く(境内は蘇鉄が多いので気候が暖かい)海産物も豊富なこの地は晩年を過ごすには最適な場所だったのかもしれませんね。

この旅を振り返り、静岡は私自身初めてでしたが、気候や海産物が豊富ということもありどこか知多半島に似た雰囲気があり初めてでしたがどこか懐かしさがありました。

また、久能山の麓には石垣イチゴがありイチゴ狩りもいいですね。

何といっても新東名高速が出来たということもあり愛知県から静岡に足を運びやすくなったんではないかなと思います。

サービスエリアもとてもきれいで、私たちは浜松サービスエリアを利用しましたがパンがとてもおいしかったです。

また富士山がわずかですが顔をのぞかせてくれました。

天気も良く、事故怪我がなく最高の旅になりました。

世話人の方々参加者の方々ありがとうございました。

巡礼日記 静岡の旅

その1 その2

  

巡礼日記 静岡の旅 その2 遠江一宮小国神社

こんにちは。

昨日の静岡の日帰りの旅の続きです。

我々は大洞院を後にした後、遠江一宮小国神社に向かいました。

小國神社のご祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、神話「因幡の白うさぎ」のうさぎを助けた大国様をお祭りしている神社です。

1,400年程の歴史があり、徳川家康をはじめ、多くの武将のから信仰を得て、遠江國の一宮として崇敬され親しまれている神社です。

また当日は紅葉が見ごろということもありまして、参拝者の方で賑わっていました。

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大きい鳥居をくぐり境内に入ります。境内は大きい杉の木に囲まれ神聖な雰囲気が漂います。

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ここも紅葉がきれいでした。常緑をバックに赤色が映えます。

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本宮山麓より流れる宮川の川沿いの散策路は、桜や紅葉が楽しめます。

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境内外では静岡の名産のお茶のお店やかりんとうの専門店など、賑わっていました。

その3に続く。

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