大草地蔵寺住職のブログ

巡礼日記 静岡の旅 その1 大洞院

こんばんは。

今日は、地元大草の方々と静岡へ日帰りの旅へ行ってきました。

早朝は寒かったですが日中は少し汗ばむとてもいい陽気になりました。

行きは今話題の新東名高速道路を使い快適に静岡入りしました。

まず最初は森の石松の墓があることで有名な大洞院様へ行きました。

曹洞宗のお寺様で紅葉でも有名な雰囲気がとても素敵なお寺です。

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勝負事に勝ち運に御利益があるそうで、森の石松のお墓の前には開運守りや勝ち運守りが奉納されていました。

宝くじの前の今の時期とてもいいですね。

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紅葉しているモミジをくぐり本堂へ向かいます。

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モミジの紅葉も赤、黄色のグラデーションが素晴らしいです。

黄色にも紅葉するのですね。

初めてです。

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森の石松。

その2につづく。

体の負担もたまにはなければ 原始的な事をあえてしよう

こんばんは。

今日は朝から雨が降り、おまけにじめじめ暑く梅雨らしい天気となりました。

食べ物が腐りやすいので気を付けてください。

さて、皆様最近正座しましたか?

正座というと何と言ってもお寺ですよね?

法事で足がしびれて立てなくなりましたぁ…というのも今は昔。

今はほとんど椅子席になっております。

これは自他共に本当にありがたいですよね。

正座は大変ですもの。

でもたまにお檀家さんの御自宅で法要がある際、正座で法要を行うことがあるのですが、当然すごく足が痛くなります。(こんな軟弱ではいけないのだが)

椅子で法要することがどれだけありがたいことか身にしみて感じます。

椅子が当たり前になるとその有難味がどうしても薄らいでいきます。

ですから、便利な椅子でばかりでなく原始的な正座をすることも大切ということです。

今日は知多四国のスマイル会の徒歩巡礼でした。

当然今日は雨で、かっぱを着ても暑く汗でベタベタで最悪なコンディションでした。

こうして雨の中歩くことにより自動車ってなんてありがたいものなんだろうと思います。

便利になったこの時代にあえて原始的な行動をすることによって、当たり前だと思っていたことが実はとても幸せだったんだと気付きます。

皆さんも生活のどこかにアナログな事を取り入れてみましょう。

新しい発見というか忘れていたことに気付きますよ。

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岩屋観音の奥の院の様子。

ここは真夏に行っても涼しく感じます。雰囲気が抜群です。

今日は足元が濡れていて、大変でした。

何でもない光景が観光資源 鳥取県倉吉

こんばんは。

今日は何か風が強く寒かったですね。

今日は知多四国主催のスマイル会に参加させていただいて南知多の町を14キロ歩きました。

風があり涼しかったのですが天気はよくしっかりと日焼けしました。

夏は確実に近づいております。

さて、今週の9日10日と地元の大草の方々と鳥取県へ団体参拝に行ってまいりました。

先日のブログで今まで目的地までの手段に過ぎなかったサービスエリアが今は目的地となっていると申しましたが、実際行ってみると、改めてすごいなぁと思いました。

変な話現地よりもお土産が充実していたような気がします。

流行る理由もわかる気がします。

初日は鳥取県の倉吉に訪れたのですが、倉吉の古い町並みに旅の疲れが癒されました。

住宅の横を流れる川がきれいで普通川沿いの道なんかは、安全面を考慮してガードレールなどを付けると思いますが、古い町並みの外観を崩さないようにあえてガードレールなどの柵は設けず古い町並みを残しております。

確かに安全面では危ないかもしれませんが、昔の町を思い出させ、人の心を癒します。

こうした昔は当たり前の何でもない風景が今はいつしか観光資源となったわけです。

観光地は人間の手で作られた大がかりなものより、こうしたひっそりとした物の方が日本人は引かれるのではないかなぁと思いました。

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ガードレールなど普段私たちが通る道にあるものがないだけで雰囲気が変わります。
これだけでも十分昔を懐かしみ心が癒されます。

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夜は大宴会。魚料理がおいしかったです。

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二日目は砂丘に行ってまいりました。どこまでも続く砂浜がとても美しかったです。

鳥取県まで高速道路が良くなりアクセスしやすくなりました。今鳥取は水木茂ロードなどもあり賑わっています。

サービスエリアにもよりお買い物も兼ねて行ってみてはいかがですか?

旅は天気が良ければほぼ成功

こんばんは。

今日はちょっと動くと暑くなるくらいの天気でしたね。

桜がもうすぐ咲きますね。

さて、おとつい旭地区(日長、南粕谷、北粕谷、新舞子)の奉賛会の方々と知多半島くるま六地蔵めぐりをしてきました。

春は季節の変わり目ですから雨が降りやすいので、雨の心配をしていたのですが皆さんの心がけがよく見事な晴れとなりました。

出かける際雨でも後々には「あの時は大雨だったねぇ」などと語り草になってそれはそれでよいのですが、やっぱり天気がいいのが一番ですよね。

旅は天気が良ければほとんど成功です。

桜はまだつぼみでしたが、随所に知多半島の春を感じることができました。

参加していただいた方々誠にありがとうございました。

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野間の大坊様への参道。

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篠島は今こうなごが旬です。

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まるは様は大きい海老フライで有名です。

日本の文化

こんばんは。

土日ともによい天気になりました。

昨日は第二土曜なので知多四国主催の歩き遍路のスマイル会に参加させていただきました。

東浦町から半田市までのコースで16キロ歩きました。

さて、昨日東浦の町を歩いていたら玄関に国旗を掲げているお宅を見かけました。

国旗を掲げる家が少なくなっていく中で大変素晴らしいことだと思いました。

昔は当たり前にやっていたことが今は新鮮に思えてしまうことが少しさみしい気がします。

科学、文明が発展し目に見えないものに価値を見いだせないのかもしれません。

日本の代表的な行事にお盆があります。

お盆にはご先祖様があの世から帰って来られるといいます。

帰ってきてくれたご先祖様をお迎えするに当たり、精霊棚を用意して餅をついてソーメンをゆでてとおもてなしをいたします。

そして家族、親戚、ご先祖様と一緒に御盆を過ごします。

亡くなった方が帰ってきて、一緒に過ごすという日本にはこんな心豊かな習慣があるんです。

もし自分が死んで帰ってくる側だったら、自分たちの子供や孫がソーメンや餅を用意して待っていたら嬉しくないですか?

逆になかったらとても寂しいですよね。

あなたが仕事から帰ってきてご飯があったらうれしいですよね。

簡単に言うとそういうことです。

このお盆は人に対する思いやり、こうしたら喜んでもらえるかなぁと言う心の教養の場でもあるのです。

目に見えないから意味が無いと言ってやめてしまうのであれば非常にもったいないですね。

このお盆をやるからと言って頭が良くなるわけでもありません、準備もしなければなりません。

ただひとつ言えるのは思いやりの心が養えるということです。

ご先祖様つまり相手のことを考えられる思いやりの心です。

日本やお寺の行事には非常に奥深い行事が多いと思います。

これからどんどん科学、文化が発展していくと思いますが、こういった日本人の心を崩さず取り入れていきたいなと思いました。

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古い文化を守りつつ新しい文化を取り入れていきたいなと思います。

新たな出発

こんばんは。

今日はセンター試験でしたね。

学生さんがんばってください。

さて、私は知多四国霊場主催の徒歩巡拝のスマイル会に行ってまいりました。

今日からまた第一番札所からお参り開始です。

一月という年の初めと一番札所ということもあると思いますが、また頑張るぞと気が引き締まります。

一月は正月というように昨年の反省を生かし同じ失敗をしないように襟を正して頑張りたいと思います。

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一番札所の曹源寺様の駐車場にて朝の準備体操。

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延命寺様でお昼の宿を借ります。
お接待で全員に手作りの草履とちりめんを頂きました。
本当にありがとうございました。

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今日は大府市の元気の里も通りました。

明日は第三日曜日で写経会の日です。

興味のある方は参加してくださいね。

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