住職の日記

完全サポートされています

完全サポートされています

そろそろ出発の時が近づいてきましたね。

無事に南の国にお戻りください。

さて、この世で死んで行くのも、生きていくのも独りであるのはこの世の真理であります。

そして、生老病死とこの世は苦しみの世界であるのも真理であります。

この無常の世は、現実には厳しい世界でもあります。

しかし、それを避けて通るのではなく、乗り越える事ことが大切であり、その先に真の幸せが存在しているのもまた事実であります。

ただ、口では簡単に言えますが、その道のりは険しいの一言であります。

途中で挫折しそうになってしまいますよね?

しかし、仏様はそんながんばる我々を見捨てるはずがありません。

くじけそうになった時、仏様が我々に親しみやすいお地蔵さんや観音さん等の姿に変えて、我々の傍で励ましてくださるのです。

太陽の光が平等に降り注ぐように、仏様の慈悲の光も漏れなく我々を包んでいるのです。

仏様が姿を変え、踏みとどまる人、道を踏み外した人等、どんな人でも最後までひとりも残さずサポートしてくれるのです。

ですから、我々はそれに慢心してはいけませんが、安心して自分の道を進めばいいのです。

そして、そんなありがたいお方に目をかけて頂いていると言う事で、自分はすでに十分に幸せなのだと気付く事も大切です。

無常を知り、そして無常に怯えることなく、足るを知り、自分に与えられた道を進む事が大切になります。

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