多様な考え方が生まれると
こんにちは。
今日も暑いですね。
さて、昨日個が大切だなという話をしましたが、何故個が大切なのか。
それは多様性が生まれるからです。
ここ数年我々人間の価値観が大きく変わったと思います。
物があれば豊かである。 お金がある事が勝ち組で、それ以外は負け組である。
ですが、それらと豊かさは別にあるのだと気づき出したのです。
物質的豊かさだけが豊かであるという、考え方から脱却出来たのです。
つまり、私達の生き方に考え方に多様性が生まれる事によって、幸せに気付きやすくなったということです。
今まではお金や物が無ければならないという、原理主義。
無い人は負け組で、まるで「あなた、お金が無いのに、何で生きてられるの?」っという風潮でした。(今でも一部にそういう人いるか…。)
ですので、自分は所得が少ないから、不幸な人間なんだ…と思い込んでいました。
自分の幸せに気づかないで、死んでしまった人もいるでしょう。
生き方、価値観に多様性が生まれる事により、様々な幸せに気づき、今生きている喜びを感じるようになるのです。
それぞれ与えられた、幸せが違うだけで、私達はすでに幸せなのです。
それに気付き出したのです。
曼荼羅を見てもそうです。
たくさんの種類の仏様がおられます。
同じ紫陽花でも色も花の形も違います。
人間もそれぞれです。
違って楽しいのです。
違って当たり前なのです。
ですから、惑わされないで今与えられた事を全うし、与えられている幸せに気付きましょう。
そして穏やかに暮らしましょう。
だんだん弘法様が望まれた、密厳仏国、この世が仏の世界になりつつありますね。