立ち枯れ紫陽花から学ぶ
立ち枯れ紫陽花。
時期が過ぎて、枯れながらも褐色を帯び形が整っている紫陽花の花をそう言うようです。
つまり、天然アンティークです。
こちらは真っ茶色ですから、ヴィンテージものです。
おぉ、中にはまだみずみずしい花が付いている、紫陽花も。
紫陽花はこうして秋でも楽しめるものだったんですね。
我々は、年老いたらダメになるとか若いからダメだと決めつけることがありますが
○○だから駄目と決めつける事は、実は仏教が一番忌み嫌う殺生をしていることになるのです。
もちろん、「○○だから」できないことはあります。
しかし、反対の視点に経てば「○○だから」できることもあるのです。
ですから、○○だからダメって決め付けは、大変この世界を貧しくするものになるのです。
ですが、ここに仏法の精神があれば、こうした「○○だからダメ」という自動思考に「待った」を
かけることができるのです。
我々の目標は、「即身成仏」今生で仏に成るということですが
それはつまり、皆が生かし合う世界と言えます。
その為には、「○○だからダメ」という妄執の雲を振り払い仏の慈光をキャッチし
そして、今の自分をあるがままに受け入れ、命(方便)を発動させましょう。
立ち枯れのアナベルもなかなか渋いですね。
今の季節を感じさせます。