実は昼夜問わず照らされている
太陽の光は萬物を照らしますが、太陽の光は夜は我々に届きません。
仏の光は、この太陽の光に例えられる事が多いですが、その太陽と違うところは
仏の光は昼夜問わず、我々をそしてこの宇宙世界をずっと照らし続けているのです。
その光の元は何かというと、創造する、育む「命の営み」であります。
この光があることにより、全ての命は本来仏と一体であるという事と、
そしてその中で自分に与えられた特性、または道に気付かされるのです。
この光があるからこそ、三妄(心の迷い)により霧に包まれあたりが暗くなっても、
自由に、囚われ迷うことなく、方便(手立てや手段)を究竟とすることができ、生きる力が湧いてくるのです。
従って、我々はこの光明をキャッチし続ける事が重要であります。
その為には受信機(心)が汚れきってしまっては、光をキャッチ出来ませんから、仏法に帰依し
謙虚さをキープしておきましょう。
そうすれば、24時間どこにいても、命続く限りにこの光を受信でき、力がみなぎる人生になることは言うまでもありません。