住職の日記

命のリレー



朝からツバメは一生懸命働いています。

ツバメはかなり高い確率で、元の巣へと戻ってくると言い

今年来たツバメは恐らく昨年ここで孵化したツバメでしょう。

代々繋がる命のリレー、これを永遠の命と言うのでしょう。

それは何もツバメに限らず我々人間にも言えますね。

「縁」が無い人はこの世に存在はせず、我々の命は

どんなに遡ってもこれが「始め」と言うものにはたどり着く事はできず

この世に存在する命は縁故によって成り立っているのです。

そうした大いなる命の中に我々は存在しているのです。

「感謝」という念はそうした、謙虚な心から湧いてくるのでしょうね。

自分一人だけで生きているという驕り高ぶる考えでは、感謝の念は

生まれにくく幸せで穏やかな時が訪れる事は難しいでしょう。

幸せは自分が全体の中の1つの命で有るという謙虚な心に宿るのでしょう。

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