住職の日記

今日は歩いて巡拝知多四国でした

今日は歩いて巡拝知多四国でした

こんにちは。

今日は知多四国霊場の役員さんの代理で、歩いて巡拝知多四国のお手伝いをさせて頂きました。

今回の私の持ち場は知多四国14番札所の阿久比町の福住にあります「興昌寺」様です。

永禄3年(1560年)の創建の歴史あるお寺様です。

今日も約二千人の参加者の方で境内が賑わいました。

そして、このお寺には、知多四国の三開山の一人である、「岡戸半蔵行者」の御堂が門前にあるのです。

三開山とは、古見の十三世住職妙楽寺の「亮山阿闍梨」、香川県の行者の「武田安兵衛」そして「岡戸半蔵」の

三人を指すのです。

文政2年(1819)に岡戸半蔵行者が四国霊場を巡礼中、亮山阿闍梨と出会い、武田安兵衛らとともに

知多四国八十八箇所を開創を発起し、文政7年(1824)に知多四国が設立されたのです。

また、どうしてこうした岡戸半蔵行者の尊像が興昌寺さまに安置されているかと、申しますと

岡戸半蔵行者は、興昌寺様のある福住の出身でその功徳を讃えられて建てられそうです。

また、町内には「半蔵屋敷」や「半蔵田」という地名も残されていて、地元の有力者であることが

伺えます。

こうした方々のお陰で知多四国があるのだと、こうした尊像を目の前にすると再確認できます。

かわいい子達によるお接待も行われていました。

川沿いの道をのんびり歩きます。

今日は曇っていて、皆さんが歩くには調度いい気候ではなかったでしょうか。

寒緋桜が少し咲いていました。

旅はまだ続きます。

本日ご参加頂きました方々誠にありがとうございました。

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