住職の日記

こうであるべきだなぁ

こうであるべきだなぁ

互いに尽くし合い共存する自然。

そこには一切の無駄がありません。

それぞれが、与えられた命を懸命に全うしているのです。

何かを妬んだり、僻んだりするものは、全くありません。

春先には、目に染みるような若い葉が芽吹き

晩秋を迎える頃には、燃えるような褐色を帯び散っていきます。

若い木もあれば、朽ちかけの木もあります。

それぞれが尊いのです。

そして、どれも不平不満を言わず自分の命を全うし

どんな時も謙虚に光を求めるのです。

我々もこうで在りたいですね。

あるべきです。

やりたい事、好きなことも大切ですが、すべきこと、やれること、与えられたことを

空じて、見つけ出し全うしていきたいですね。

そのことに集中すれば嫉妬というくだらない感情にとらわれなくて済むのです。

嫉妬しているということは、相手ではなく、自分に問題は有るのです。

無常を自覚すれば、本当ならそんな感情に囚われている時間は一秒もないのです。

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