住職の日記

無駄な事と言われても…

無駄な事と言われても…

この柿ピーチョコを見ていつも思うのは

これが誕生するまでは、相当な反対にあっただろうなぁと。

発案した者に対しては周りから「お前はあほか」「無駄な事をすんな」と罵られたに違いない。

合わさってからも、「こんな気持ち悪いもの食うか」と

敬遠されたに違いない。

しかし、このお菓子は浸透していき、定番になりつつあります。

ではその時してきた無駄とされた事は何だったのか?

この世に決して無駄な事は無いのです。

朝日や夕焼けが美しく映えるのも、目に見えない塵に光が反射しているからだそうです。

この世に無駄な事なんてない。

如何に意味づけてあげるかが大切なのです。

自身の行っている事が、たとえ今人から理解されなくても、漠然としていますが仏様が見ています。

仏様は慈しみ光を365日24時間放っていますので、自分の行っている行為が「無駄だ」

と言われても、そんな偏見やこだわりを持った人の言葉など鵜呑みにせず

法を頼りに方便を続けていれば、照らされていくのです。

いちばん上に戻る