住職の日記

遊びがないと

遊びがないと

こんばんは。

今日も一日暑かったですね。

ですが、今日は風があり、客殿でお参りをしていましたら、涼しい風が頭を撫でました。

毎年お盆のお参りの際に感じる、秋の風が楽しみなのであります。

よる静かにしていると、秋虫の鳴き声がするし、赤とんぼも飛んでます。

徐々にそして確実に、夏が終わってい来ます。

厳密にいえばもうすでに、秋なんですけどね。

でも少しずつ秋に変わっていく様子は、私は好きでありますし、心地がいいです。

さて、今日の夜ご先祖様が帰っていかれます。

みなさんどの様にお過ごしになられましたか?

さぞ、有意義な時を過ごされたことでしょう。

亡くなった方が、帰ってくる、そして、その方々にご飯をお供えして、おもてなしをする。

合理的価値観から見たら、なんのこっちゃ?と、「無駄」に思える事。

でも、何事も無駄な事はなく、一見無駄に見える事も、その裏の意味を読まなければ、大きなものも見落とします。

ハンドル、ブレーキ、すべて「遊び」があります。

ハンドル、ブレーキに余裕がなかったら、どうでしょう?

急ブレーキに、急ハンドル、日本の道路は直ちに、事故車でいっぱいになるでしょう。

我々人間も、かつかつの精神では、どうしたって大きな事故に合ってしまいます。

ですから、心の「遊び」が必要となりますね。

朝焼けが綺麗でした。

朝は涼しいです。

八月も半分過ぎました。

楽しい思い出を一つでも増やしてくださいね。

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