蓮の花を見て
こんばんは。
今日もいうまでもなく暑い日でした。
どうかお体大切にしてください。
さて、祭壇に蓮の花を生けたのですが、わずか2日でハラハラと落ちて、蓮の実が顔を覗かせました。
ハラハラと落ちた花弁。
私達の心にも、この様な実が、誰しも備わっています。
花が散ろうが、煩悩で汚れて花が見えなくなろうが、この種は誰もが秘めているのです。
これは誰もがです。
この種が自分に備わっているのだと知る事が悟りの第一歩で、先ずはここに辿り着く事が先決です。
そのためには、私達の心は本来蓮の花の様に清浄だと、自浄を知る事が大切です。
蓮の花を自分達の心と重ねる事により、開花と同時に現れる実の存在をしり、その種が自分の心にも備わっているんだと、自覚をする事が出来ます。
蓮の花が仏教のシンボルとされているのが、よくわかる気がします。
また、蓮の花は汚い汚泥から、花を咲かせます。
我々人間も、心徳を知ったならば、心を汚している煩悩を栄養にし、大きな蓮華を咲かせましょう。
迷ってる時間は無いですよ、種に気付いた瞬間に一気に咲かせましょう。
それにしても、蓮の実は蜂の巣そっくりだなぁ。
