住職の日記

油断大敵だが…



隣の神社のモクレンが咲き出しました。

今年は早いですね。

それだけ例年に比べると暖かいということでしょうか?

しかし、「暑さ寒さも彼岸まで」と申しますように油断はいけません。

油断をして慢心すると思いがけない災難に遭遇してしまいます。

ただ、油断をしないと言う事は同時に本当に困難なことであるのです。

何故なら、我々は仏の性質を持っているとはいえ、無智から生涯が始まっているのです。

ですから、「失敗しない人はいない」と申しますように失敗や挫折は誰であっても避けられません。

したがって、そうした困難に遭遇しながらも心を練り磨き上げる事が大切になるのです。

美しい蓮の花は汚泥から咲くように、薬は毒から作られる様に我々が悟りの境地に

至るまでにはそうした困難を超える事が必要になるのでしょう。

花や薬だけ単体で存在している物はありえませんもんね。

ですから、困難があるもんだと生きていくことが大切ですね。

それが正に智慧の灯に灯された生き方でしょう。

…お彼岸は心に宿る智慧の炎の油を絶やさない様にしっかりと点検して

智慧の炎を持続させましょう。

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