住職の日記

後は疑わずに信じれるか?

沈丁花の花の蕾が膨らみだしました。

かすかにですがいい香りがします。

さすが自然界の線香です。

この花言葉は「不死」「不滅」「永遠」だそうです。

…我々の一生は短いものですが、命は永遠です。

我々の意識の中で作られているだけで、本来は生も死も、増減も無いのです。

ですから、焦って何かを増やそうとしても、何かを失っていて、結果だけ見れば

増えても減ってもいないのです。

ですから、あまり急がず、しかし怠けず、自分のすべき事と、そしてしたい事を

少しでいいので、引きあわせながら、天命を全うしたいですね。

その方便に気付き、究境とできるならば、生きながらにして仏の世界に冥合できるのです。

まぁ中々そううまくは行きませんが、そう信じて努力していきたいですね。

ただ、仏の教えは真理であり、この世で唯一絶対です。

後はどれだけ、それを疑わずに信じれるかですね。

…最後になりましたが今日は3月11日です。

被災に遭われ、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りすると共に

早急の復興を祈念致します。

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