住職の日記

普段は嫌われているが

普段かぶれの木は嫌われていますが、実は紅葉は素晴らしく綺麗なのです。

かぶれの木を見ていると、何にでも良いところはあるんだなぁと感じる次第です。

しかし、この見事な紅葉、モミジやイチョウを凌ぐかもしれません。

それぐらい真っ赤で綺麗です。

何か個性が強いと煙たがられ受け入れられない事が多いですが

美しい花には棘があると申しますように、棘や癖があるということは

美しい花を咲かせる可能性があるっていうことでしょうか?

「一切衆生悉有仏性」というように、全ての衆生は仏性を持っているのです。

こうして普段忌み嫌われるかぶれの木が美しく紅葉していて尚の事

この言葉が響きます。

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