住職の日記

全てに廻らすこと

全てに廻らすこと

こんにちは。

今日はジメジメ暑いですね。

こんな時はくだらないことで腹を立たせたり、つまらないことで争いごとをせず心穏やかに生きましょう。

さて、私たちがお経の一番最後にお唱えするお経を普回向と言います。

これは仏道修行をした功徳を自分だけでなく、世のすべての人に廻るようにという意味です。

せっかく積んだ功徳を何で?!と思いかもしれませんが、私たちはみんなが幸せになって、初めて自分も幸せになります。

例え自分に直接還って来なくても、自分の功徳を世に廻らせ、世が良くなる。

世が良くなれば自分も含め、みんなが幸せになる。

それってとても大きい幸せじゃありませんか?

他人を思いやる事は自分の為にもなるのです。

普回向の精神で自他ともに思いやりましょう。

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菩提樹の実が大きくなってきました。

紫陽花だけじゃないですね。

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