住職の日記

乙女椿



乙女椿の花が咲き出しました。

千重咲きと言って花びらが何層にも重なっていて

とても綺麗な花です。

これは蕾です。

当たり前ですが花もいきなり花が咲いているのでは無く

こうした蕾などの過程があって咲くのです。

我々は時として結果だけを求めてしまいがちですが

確かに「結果が全て」という言葉があるように、大切ですが

それだけに心奪われると、大事なものを見失ってしまいますよね。

何でも、合理的になり、様々なものが中抜きされている時代ですが

こうした時代だからこそ、大切にしておきたいですよね。

仏教では果は因と縁の和合によって成り立っていると言います。

果だけを求めるという、物事の起こりでは果は自然と悪くなるのは

目に見えていますよね。

感謝の念を忘れずに行動して、結果として花が咲いていたらいいですよね。

いちばん上に戻る