住職の日記

ただ曇っているだけ

こんにちは。

今日もいい天気ですね、何か雨が降ると言われていましたが降りませんでした。

これから暑くなっていきそうですね。

さて、私たちはこの世に仏に成る為に生まれてきました。

ただ成仏と言うと、何か高い山を登ることが成仏するというイメージがありますが、そうではありません。

私たち人間は元々心が清浄なことに気づくことが成仏です。

私たち人間は皆生まれながらにして、平等に仏様の慈悲の光に照らされています。

しかし、人間は生きていると欲望が働きだんだん心が曇っていき光に照らされている事を忘れて行きます。

そうです、忘れているだけなのです。

光が遮られて、周りが暗くなり、路頭に迷いこんでしまう。

ですから、いつでも仏様の慈悲に照らされている事を忘れてはいけません。

その為には常に自分はいかされていて、仏様に見守られていると心に刻んでおきましょう。

そうすることにより、常に謙虚さが身に付き、他人を思いやれる人間になります。

それはもう仏様の姿そのものです。

花水木が咲きました。

綺麗な花です。

綺麗な花を見ると無条件に心が癒されます。

ということは、綺麗な言葉、美しい行動も花同様、人の心を癒します。

あなたが実践して世の中を明るく照らしてください。

いちばん上に戻る