住職の日記

こだわりないひとは…

こだわりないひとは…

茄子の天ぷら。

うまい!

もう今年の夏は三日に一回これでいいです。

茄子が油を吸って本当においしい。

なすって何にしてもおいしいですよね?

煮びたし、漬物、田楽、からし漬け、しじ焼き、中華でもいいし、本当に何料理でも食卓に上りそうです。

メインでもいけるし、サブでも行けます。

そして油とも、出汁とも、何でも相性がいいです。

さて、我々人間も一緒で、「○○さんと相性悪い」「○○さんとのブッキングはNGだよ」とこだわりが強い人って、皆さんもご経験あるかもしれませんが、正直周りの人は面倒ですよね?

こだわりがあるという事は、正直邪魔です。

という事で、何事もお声がかかる事が少なくなります。

当然と言えば当然ですよね?

茄子が油のここが嫌だ、味噌のここが嫌だ、出汁のここが嫌だといい、こだわりを見せれば、一体何で食卓に上るのでしょう?

茄子単体で上るのでしょうか?

茄子かぶりつきが好きな人はそれでいいですが、残念ながら私は無理です。

他の調味料や食材と合わさった、茄子が好きなので、茄子のかぶりつきは無理です。

よって茄子は食卓に上ることは、少なくなるでしょう。

こだわりが強くなると、このようになってしまいます。

執着するなら、どこに執着するかですね。

人といがみ合う事に執着するのか?それとも、いかに自分の幸せな時間を増やすことに執着するのか?

同じ執着でも、えらい違いです。

こだわりを見せるなら、もっと別のところに見せなければ勿体ないというものです。

そう思うと、なすって優れものだなぁと自分に言い聞かせながら、体重計に乗り落ち込むのでした…。

食欲の春って言葉も作ればいいんじゃないかなぁ。。。

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