本日は昨日申しましたように、知多四国霊場主催の弘法大師誕生会を
勤修いたしました。
知多四国霊場は11区に別れているのですが、各区の代表者の方々が参集して
法要を執り行います。
そして、法要が終わると褒章式がとり行われます。
この褒章式では、10回20回30回、、、などと、沢山お参りされた方を称え
褒章します。
中には450回という方も…。すごいです。
最後、会長様のお話にもありましたように、例年なら20人前後の方が表彰されるのですが
今年は30人もの方々が表彰されました。
中でも若い方々が多いなぁと私も目につきました。
こうして世代が変わっていっても脈々と受け継がれていく事は
霊場としても大変喜ばしいことであります。
「昔に比べお参りの方は減った」と言われていますが、確かに減ってきてはいることは
否めませんが、「遍路」に対する需要というものは、無くなるとは思いません。
むしろこれからの時代重要度が増えてくるのでは無いのでしょうか?
お寺というと法事、葬式を執り行うところと言う「イメージ」が強いですが
当たり前ですが、お寺の持っている可能性はそれだけではありません。
祈願供養などの祈りの場のみならず、地域の集会場にもなるし、場合によっては避難所ともなり
無限の可能性があると思うのです。
こうして霊場に於いてはお寺が連なることによって、この知多の場合知多半島自体が
人々の拠り所になり道場になり、祈りの場になると思うのです。
それがこうして若い世代に継承されていく事は喜ばしいことであり希望でもあります。
こうして、褒賞者の方に若い方が参加して頂いたのを見て思ったことはそんなことです。