住職の日記

現代のよろずや(萬屋)

現代のよろずや(萬屋)

こんにちは。

何とまた来週台風がくるそうです…。

…この現実を受け止めましょう。

さて、私達がよく利用するコンビニ、本当に便利ですよね。

郊外に住む買い物が不便な我々にとっては、助かるというか、ライフラインでは無いでしょうか?

弁当、お菓子、パン、酒、タバコなど品揃えは本当に充実してます。

そして、振り込みも受け付けていて、宅配荷物、銀行ATMなど本当に何でもやれます。

正に現代のよろずや(萬屋)。

何でも屋です。

無かったら困るんだろうなぁ…。

また、コンビニのすごいところは、慢心する事なく日々進化しているのです。

たまに、ここのコンビニなくなったんだぁと見かける事があります。

人から指示を集めている業界は、実力が無いと自然淘汰されて行くんですね。

でも、その分違いがでて、それぞれサービスも良くなり、業界全体が伸びています。

話は変わりますが、うちのお寺は供養だけでなく、祈願も執り行っています。

つまり、言葉は悪いかも知れませんが、お寺の世界の何でも屋です。

コンビニ業界と違い、お寺の数は減っているのが現状です。

お寺は、コンビニより多いと言われていますが、そのうち逆転しそうです。

お寺が増えてない以上、ある程度窓口は広げておかないと、と思います。

うちは檀家専門のお寺ですと、こだわりを見せたら、それ以外の方々はまるで用がなくなってしまいます。

地域に、そういうお寺しか無かったら、不便だろうなぁ。

日本の仏教には宗派があり、またそれを日本人の方々はひどく気にされるようです。

互いにこだわりを見せ合えば、かみ合わないこと、この上無いですね。

コンビニっで支払いをする時に「この振込用紙ローソンでしかダメですね」ってなったら、周りに無かったら、何十キロ先のローソンのコンビニにいかなければなりません。

ですが、そんなこと無いですよね?

どこのコンビニでも受け付けてくれます。

振込用紙がコンビニで支払いができると、嬉しいラッキー!と私は思わずなります。

郊外で受け入れる側にいる場合はある程度こだわりをなくしたほうがいい、何故ならこっちも別にこだわりがないんだから。

こだわりはもっと違うところで見せて欲しいと思います。

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