住職の日記

冬に移動しています

冬に移動しています

こんにちは。

今日はこの秋一番の冷え込みとの事です。

風邪引かないように。

さて、寒さを感じるようになったなと思ったら、裏庭のセンリョウの実が膨らんでいました。

センリョウは冬に赤い実がなる、常緑小低木です。

いつまでも暑いなぁ、今年は異常気象だなぁと言っても、なんだかんだちゃんと暦通りになるから不思議です。

境内の花木も冬にちゃんと移動しています。

こうした自然と密接に生きると言う事が、人間本来の姿です。

自然と共に生活する事により自然の恐ろしさや、自分の小ささ、を学び謙虚さが生まれる。

あまりにも不自然に自然を排除して自然を感じれなくすると、人間はだんだん勘違いして行く。

自然が大切と言うのは、美しいからとか、癒されるからとかだけではなく、謙虚さを失わない為でもあります。

謙虚さを失う事が、不幸の始まりです。

そして、それは自ら招くのです。

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