心の安らぎは最高の幸福
こんにちは。
今日は一日曇り空です。
なんか、ジメジメ梅雨らしいですね。
さて、本山から送られてきた本にブータンの国について書かれていました。
その本によると、みなさんもご存知だと思いますが、ブータンはチベットから入ってきた仏教を基盤に国造りをしているそうです。
そして、世界各国がGNP(物質的な豊かさ)の指数を追い求めるのに対し、ブータンはGNHという心の豊かさを高め、世界一幸福な国を目指しているそうです。
また、本の中にブータンの方は仕事に行く際必ず家の仏間で、他の幸せを祈るそうです。
そして、ブータンでは輪廻転生が信じていて、今一生懸命働けば来生は必ず幸せな所に生まれると信じられているそうです。
日本人と違いよる遅くまで残業はしないそうです。
自分の幸せは健康であること、仕事よりも健康第一だそうです。
なるほど…。
日本も国教でないにしろ、仏教に馴染みの深い国です。
それに加え、日本はこれだけの経済大国です。
心の豊かさと物質的な豊かさ、両方得られる国と言えましょう。
しかし、物質的な豊かさを過度に追い求め、自身の安全、心の豊かさを忘れつつあるなと、思います。
簡単に言うと「お金はあるのに幸せでない」こういう状況です。
じゃあ何の為に働いて、お金を稼いでいるのか?わからなくなりますよね。
物質的な豊かさは幸福の一翼を担っているのは間違いないです。
ですが、精神が参ってしまい、ストレスで血を吐きながら仕事をすることが幸せなのか?
やはり「心の豊かさ」欠けるとこういう社会になってしまうのですね。
ではどうしたら、心の豊かさを思い出すか。
この本の中でも一番印象に残ったことは「他のために祈る」という部分です。
この祈る行為をすることで、他を思ってあげることが、自分にとってどれだけ幸せなことか体で覚えることができます。
他人を思いやり祈ることが、心の幸福を得る第一歩と言えるでしょう。
日本は町に家に祈る「道場」がたくさんあります。
祈る環境は本当に揃っているんではないのでしょうか?
後は実践するかしないかです。
ただ、日本は経済も頑張らなければなりません。
経済を保ちつつ、この置き去りにされたGNH(心の豊かさ)をいかに上げるのかが、これからの私達の課題でしょう。
他を思いやる心が芽生えれば、様々なサービスや商品が生まれて経済も発展して行くと思います。
経済と心の豊かさが得られる日本に生まれて良かった。
まだまだ紫陽花を楽しめます。
しあわせの両翼はすでに日本人は持っています。
後は実践のみです。