住職の日記

何でもない光景が今では

こんばんは。

今日はいい天気でしたね。

さて、地蔵寺に来ていただいた事のある方はご存じだと思いますが、地蔵寺の周りは田んぼや、木々などの自然に囲まれています。

早い話が田舎の風景なのですが、このなんでもない風景が今では本当に貴重な存在だと思います。

遠くに住むお客様がここ大草に来られると、「ここに来るとホッとする」と仰られるのです。

世の町が近代化していく中で、こうしたなんでもない自然の風景はどこか懐かしさを感じ、心が休まるのではないかなと思います。

以前鳥取に行った際に川沿いの道にガードレールが無かっただけでとても心が癒されました。→以前鳥取に行った時の記事

こういう何でもない光景だったものが今では本当に貴重になってしまったんだと思います。

利便さを追求するのも近代化するのも良いですが、残して欲しい物もあるなと思いました。

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何でもない風景。

ですが何か心が癒される。

何か特別な何かが無くても人間は癒されたり幸せに感じるのですね。

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