住職の日記

伝わらないなら存在しない

こんにちは。

今日は1日曇り空です。

さて、どんなに優れた才能も技術も人に認識されなければ存在しません。

ですから分かりやすくすることが大切です。

例えば卵が2つ並んでいてどちらかが茹で玉子だとします。

パット見てわかりますか?

まず、わからないですよね。

ということで茹で玉子は認識されません、存在しないのです。

あの美味しい茹で玉子が存在しないなんて勿体ない。

勿体ないとは仏教から来ている言葉で、「勿体」が無いという意味で本来の役割や姿を成していないという意味です。

本当においしい茹で玉子が存在しないなんて勿体ないなぁ。

卵に申し訳ないです。

では、どうしたらいいか、茹でてある卵の前に茹で玉子ですと分かりやすく書いときましょう。

そうすると、皆さんが認識して美味しい茹で玉子を頂けるのです。

この茹で玉子を皆さんが持っている心や技術や才能に置き換えましょう。

あなたの持っている才能や技術を分かりやすく伝えて人を幸せにしてください。

もうすぐ五月ということで、兜の置物です。

すぐ暑くなりますね。

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