人間は忘れやすい生き物
ツバメが14羽。
台風を前にして、どのようにして生き延びるか知恵を出し合っているのでしょうか?
無常の風は、相手が誰であろうと容赦しません。
恐ろしい物です。
さて、「初心忘れべからず」という言葉がありますが、私たちは毎日何かを努力していると
どうしても長く続けていくと傲慢になっていき、初心を忘れてしまうのです。
知識や技術というものに慢心し、最初の志、理念をどこかで忘れてしまっている状態ですね。
初心を忘れてしまっては、元も子もなくなり、上辺だけの形骸化したものになってしまいます。
山の遭難事故や、車の交通事故なども、イメージでは初心者がそういった事故を起こしているのかと思いがちですが
意外と、山登りや運転に慣れた人、つまり経験者の方も多いのです。
これが、慢心の怖い所です。
いくら知識や技術があっても、大事に至っては元も子もないですよね。
ですから、初心を如何に忘れないようにするか、我々は忘却との戦いになるのです。
その為には強い謙虚さを持ち続ける事が大切になります。
そして、その謙虚さは畏敬の念から生まれます。
今回の台風を肌で感じ身を震わせ、人間は大自然の前では無力だとしっかりと心に刻んでおきましょう。
謙虚さがあることにより、自分を客観的に見れたり、最初の理念を忘れずに済み、この無常の世で快適に生活出来ます。
最後になりましたが、台風の準備をして、気を付けてください。