一見効率悪そうだが…
暑さぶり返しましたね。
でも九月ってだけでかなり気持ちが楽です。
さて、皆さんの周りにも「あの人いつでも活き活きしてるなぁ」って人いますよね?
私が思うに捨てることが上手なんだと思います。
過去の実績、こだわり、そういったものをサッと捨てれる人です。
いつまでも、いつまでも昔の事にこだわり、それはそれで経験としては素晴らしいですが
逆にそれが「今生きて行く」事に足枷になっていては、勿体ありません。
今ではなく、過去に生きているので、当然未来は暗い物になります。
今の一瞬一瞬の積み重ねが、未来であるので。
昨日に神仏に帰依し、心に容量を開ける事が大切と申した通り、我々が幸せでいる為には
謙虚さをキープしなければなりません。
平たく言うと、常に少し腹をすかしておくという事です。
その為には、捨てなければなりません。
家に使わない物がたくさんあったら、快適な生活は出来ませんよね?
家にはスペースに限りがありますので、物が溢れるぐらいあったら、快適には暮らせません。
それと一緒で、物でも過去の実績でも、こだわりもある程度捨てなければなりません。
人生は旅と例えられる事が多いですが、本当にその通りです。
しかし、だからと言って、物やこだわりがいらない、意味ないというわけではありません。
とても大切な事です。
物やお金がなければ、旅は出来ません。
しかし、それにとらわれてしまえば、足枷になるのです。
従って、決断が必要なのです。
決断は選んだ選択肢以外、捨てるという事です。
はっきり言って、勇気いりますよね、迷います。
ただ、時間は待ってくれません。
そして、そのいい決断するためには、過去の経験しかないと言えます。
水でもたくさんの地層を通って濾過された水は超絶にうまいというように
いい決断は、自分の過去の経験を経て生まれます。
「若い時の苦労は買ってもせよ」というように、失敗や成功などの経験を多く積むことが必修になるのです。
従って、快適に暮らす人とは、謙虚に行動し続け、多くの経験を積んだ人とも言えます。
苦の経験がなく快適はありえないという事ですね。
我々は幸せへの道を、合理的に手に入れようとして、近道を探そうとしますが
それは実は遠回りだったりするのです。
「苦という存在を受け止め、行動し経験を積む」
これは一見効率悪そうですが、幸福のへの一番の近道なのです。