オンボール オフボール
新緑が目にしみる季節になりました。
夏が近づいてきますね。
さて、もうすぐサッカーワールドカップも始まり、NBAのプレーオフも始まります。
サッカーもバスケも、得点を相手より多く取った方が勝ちます。
つまりシュートを如何に高確率で決めるかが、大切になります。
そこで、バスケにしてもサッカーにしても「オフボール」での動きが重要になります。
オフボールとはボールを保持してない状態です。
その状態での動きが、かなり重要なのです。
私たちは普段、ボールを保持している選手を追うようにして観戦しますので、あまり目が届かないかもしれませんが
サッカーではタイミング良くディフェンスの裏に出たりして、パスをもらいシュートを決める。
バスケだったらスクリーンをかけてもらい、ディフェンスがいないスペースに走り、同じくパスをもらいシュートを決める。
と言ったオフボールでの動きが重要になるのです。
シュートはディフェンスがいないフリーの状態で放つ事で決まる確率が上がります。
ですので、シュートが高確率で入る状況をオフボールの時に自ら作っておかなければなりません。
バスケやサッカーにおいてコート上では「オンボール」「オフボール」はあっても、オン(仕事)とオフ(休憩)はないのです。
常に頭で考えながら、動いているのです。
「ボールを持ってないから、来るまで待つしかない」とボーっとしていると、ディフェンスが外れませんから、永遠にパスが回ってきません。
味方もパスしたいけどパスできない状態です。
そして運よくパスが回ってきても、ディフェンスが外れませんからシュートが決まる確率はかなり低いでしょう。
試験でも、試合でも本番は重要ですが、普段の練習や勉強も大事ですよね?
普段ちゃらんぽらんで、本番にどんなけ頑張っても、いい結果は出ません。
高確率で成功を収めたいなら、普段どのような行動をするかによります。
ことわざで「果報は寝て待て」とありますが、寝て待ってて大丈夫なのは、オフボール時(普段)に高確率で決められる状況を作った人だけです。
「普段やれることはやってきた、後は運に任せる」とある意味開き直ったリラックスした状態で本番に臨めるのです。
高確率の状況でしかも平常心で臨んでいますから、好結果が得やすいのです。
何もせずに寝て待つのは、「放棄」と一緒です。
オン(本番)とオフ(普段)を分け隔てして考えると、いい結果は得にくいです。
普段も本番であると言う事ですね。
シュートを決める選手の、シュートモーションの前の動きに注目して、ワールドカップ、NBAプレーオフを見てみましょう。