まずは認める事
ツバメが一生懸命ひな鳥の為に餌を運んでいます。
ツバメは生まれた場所に帰ってくる確率が高いので、この親鳥もきっとこの巣から育ったツバメでしょう。
ツバメは人通りが多い玄関や軒の下に巣を作るそうです。
でも普通では人通りが少ない所の方が落ち着いてよさそうですが、蛇や他の鳥などの外敵から守るため
あえて人通りが多い玄関などに作るそうです。
一見子育てに不向きそうながやがやした場所が、ツバメにとっては安心が得られるベストポジションになります。
話は変わりますが 「負けました。」
この言葉何だと思います?
そうです、将棋で相手に負けた棋士が投了する際に発する言葉です。
世の中いろんな試合がありますが、敗者が「負けました」と堂々と言葉を放つ勝負事ってあまりありませんよね?
今度将棋のテレビを見るとき、注意して聞いていてください。
「負けました」とは自分の負けを認めるという事です。
勝負ごとにおいて負けるという事は悔しいですよね?
でも、この負けたという現実を受けいれる事がとても大切です。
負けたからには自分に必ず問題があったからです。
それを潔く認め、それを修正し次につなげる事が大切になるのです。
「負けた、しょうがないよね!」と負けた要因を探さず、そのままだったら多分次も負けるでしょう。
「失敗は成功の素」「ピンチの後にはチャンスあり」などとことわざがあるように、失敗の苦しみや悔しさを次にどのように繋げるかによって、大きな力になるのです。
だからこそ、負けた後はある意味チャンスでもあるのです。
人間て勝った後や成功した後はあまり後ろを振り返ませんよね?
「よしこの調子でいくぞ!」「とりあえずこのまま現状維持で」こんな具合に、前向きなんですけどあまり修正しようとしません。
ここで差が出るのではないでしょうか?
負けたり、失敗したりしたら、まずしっかりと認めて(受け入れて)
「どうしてうまくいかなかったのか?」「どこに原因があったのか?」と検証し、行動に移すことが大切です。
「失敗した、俺は才能なんてない」と落ち込むだけでは反省していると言えません。
ただの放棄です。
検証して行動、検証して行動この繰り返しが大きな成功につながるのでしょうね。