かんざきあやめが咲いてました。
カンザキアヤメがひっそりと咲いてました。
葉より低いところで花を咲かせます。
この奥ゆかしいところもいいですね。
こうしていろんな花に囲まれていると、「あの花もいい」「この花もいい」と四季折々楽しめて本当に幸せな気持ちになります。
日本に住む私たちの周りには花木だけでなく、いろんな観音さんやお不動さんお地蔵さんがおられて我々に寄り添ってくださいます。
そして食べ物、料理もそうですね、もうどこの国の料理でも頂けます。(尚且つ美味しい)
この心地の良さは正に仏の世界であります。
「これだけが正しい」「他は間違っている」という考えはこの世界では通用せず、それが幸せだと思っている内は自他共に不幸になっていくだけです。
花木を御覧下さい。
他を否定せず、それぞれ自分のやるべきことを淡々とこなしています。
自分の道をどうやったら続けていられるかと言うことに情熱を注いでいます。
だから、いろんな花木が生まれ、豊かな世界が広がるのです。
これがもし、桜だけだったらどうでしょう。
もちろん桜は美しいし華やかですが、一週間で終わってしまいます。
一年は365日あるんですよ。
他の日がつまらないものになりますよね。
少なくとも私はそのように思います。
だって他にも、このカンザキアヤメや四季桜など素晴らしい花がありますからね。
これらが楽しめなくなるのは、不幸です。
ですので、他を否定する人は自他共に貧しくするだけです。
何でも合理的にして、どんなに物質的に豊かになったとしても虚しくなるだけです。
心のない町、物そんな世界は嫌ですね。
我々人間も、それと同じでいろんな人がいるからおもしろいのです。
互いに認め合い自分なりの世界(曼荼羅)を形成することが大切です。