住職の日記

ありのままで良い

こんばんは。

今日は一日ぽかぽかしていてとても過ごしやすかったです。

さて、「何か特別な事をしなければいけない」「他社との差別化を図らなければならない」などこうして物が溢れている世ですから、無理して特徴や個性というものを作ろうとします。

ですが、こうして何か取ってつけたような個性はどうなんだろうと思います。

個性とはありのままの自分を言うのではないのでしょうか。

その土地や会社や店のありのままの素材をそのまま活かす事が本当の個性だと思います。

一生懸命な人ほど何か特別な物をしなければ駄目だと思い込む人が多いですが、実際特別な何かなんか無くても問題ないのです。

例えばお寺もそうです。

あればあったで良いですが立派な伽藍が無くても文化財が無くても、まったく問題ないのです。

それと活性化したお寺とはまた別問題です。

要はそこのお寺の良さが伝わっているかどうかだけです。

とって付けた特徴で着飾るよりも、ありのままの自分の姿でいた方が良さが伝わりやすくなります。

あるものを活かす、今ある物をどう伝えるか、魅せるか。

非常に時間にも手間にも無駄が無いですね。

個性はありのままの自分の事を指すのですね。

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まだ桜は気が早いですが、楽しみです。

確実に春は近づいています。

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