住職の日記

TVでネットを?!

TVでネットを?!

昨日は雲ひとつ掛からずに、お月様を楽しめましたね。

とても涼しく、蒼い月明かりが、夏の疲れを癒やしてくれました。

こんばんは、皆さん秋の夜長をいかがお過ごしですか?

秋は、夜が長いので家の中で、読書や映画鑑賞なんかもいいですね。

そこで、こんなアイテムがあるので紹介させて頂きます。

ご存じの方もおられると思いますが、「Chromecast(クロームキャスト)」です。

これ、テレビの裏のHDMIの差込口に挿入して、インターネットに接続させると

テレビで動画サイトのYOUTUBEを映すことができるのです。

今や「YOUTUBE」の存在は我々の生活にとって大きなものとなってきました。

携帯やパソコンという小さい画面でなくTVサイズの大きな画面で楽しめるなんて

この秋の夜長を快適のものとしてくれますね。

…これ、一つ思ったのですが、前まで例えば、家を引っ越した際に

まず電話を引いて、テレビを引いて、と準備をしたと思いますが

特に一人暮らしだったら、電話もテレビを引かずにネットを引いて、このクロームキャストをつけて

TVレスの生活を送る方も多くなるかもしれないですね。

そして、どうしても見たい番組はネット配信のオンデマンド版をとり

このクロームキャストに繋げれば、ネットからTV番組を楽しめますしね。

そして、今は月々1000円ぐらいで映画見放題なんてサービスも有るくらいです。

確かに、TVはCMも多いし、時間を逃したり、忘れたりしたら、見れませんしね。

今は仕事も不規則な方も多いと思いますし、こうして好きな時間に自分の好きな物を

楽しめるとは何か昔に比べ夢の様な生活ですね。

御仏の慈悲の眼差しは、太陽の光に例えられることが多いですが

その太陽の光は夜になると光が遮断されますが

御仏の慈悲の眼差しは24時間如何なる場合も我々に降り注がれているのです。

したがって、御仏を感じようと、念じれば例え漆黒の闇に包まれた夜でも

加持できるのです。

密教が日本に伝わるまでは、「人は生きている内は成仏できない」と、一部の権力者によって

御仏の光を遮断されていました。

しかし、弘法大師様が日本に密教をもたらしたことによって、人々の心に覆っていた心の雲が晴れ

命を育む、御仏の光が差し込んだのです。

…このインターネット革命は、それに似ているように思います。

ただ、ネットは時に不具合があり、受信できないとか、場所によっては繋がりにくい

という事があり、御仏の光とは比べら物にはなりませんが

このネットインフラは凄いものだと思いました。

ただ、その快適さにかまけて、見過ぎは気をつけましょうね。

と言うよりも、前から言われてましたがTVはどうなってしまうのでしょう?

TVが衰退すれば、同時に新聞も…ってことになりますよね。

これから「変わる変わる」と言われてきましたが、こういうことかぁと感じた次第です。

ただ、そんな時代の変化を感じさせない程、相変わらずTVの中は綺羅びやかなセットで

みんな楽しそうにして、爆笑の渦。

その反面TVを観る側の我々消費者の生活スタイルの変わりぶり。

…時代の変化を侮ってはいけないですね。

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