住職の日記

黄金の国ジパング

黄金の国ジパング

夕陽が射して、稲穂が黄金色に。

秋だなぁ。

中世ヨーロッパの冒険家マルコ・ポーロは日本を「黄金の国 ジパング」と例えたそうで

当時日本は金の産出国でもあったのですが、一説には稲穂や茅葺屋根が夕陽に輝く様子が

金に輝く世界に見えたことからということもあります。

しかし、稲穂だけでなく、もしかしたら人々が、狭い島国で協力しあい、共に生き

自然に溶け合って暮らしている様子が金に輝く世界(仏の世界)と例えられたのかもしれませんね。

まぁ私の勝手な想像ですが。

…何かを得るという事は、何かをまず捨てるという事であります。

ということは、得る幸せと、失う幸せがどちらが大切か?ということは

計算しておきたいですね。

いずれにしても、何かが失われつつある、「ジパング」をとりあえず写真にでも留めておきましょう。

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