住職の日記

魅力がいっぱい

こんにちは。

また一週間始まりましたね。

張り切っていきましょう。

さて、私たち真言宗の密教系のお寺では護摩壇や大壇と言われるものが仏様の前に設置されています。

これは、仏様をお迎えして供養する壇で非常に大切な物なんです。

この大壇や護摩壇は実は仏様の為だけにあるわけではないのです。
お参りされる方々が綺麗だなぁと喜んでもらうためにもあるのです。

見た目?と思われるかも知れませんが実は布教する際には見た目がとても重要なのです。

仏教で一番布教しなければならないことは「良いことをして、悪いことをしない」ということです。

え?そんな事?と思われるかも知れませんが、
大切なことは当たり前にしてあるので簡単に忘れてしまいます。

そして、人から当たり前の事を聞いたり言われたらつまらなくて誰も聞いてくれません。

ですから仏教を布教する上で大切な手段としては、当たり前の事をいかに魅力的に人に伝えるかなのです。

真言宗の密教には魅力的な要素が大変多いのです。

この大壇や護摩壇があるだけで人の引き付け方が全然違うと思います。

大壇や護摩壇と仏像の調和が綺麗だなぁと思ってくれただけでも大変意味がある事だと思います。

目に見えるもの耳に聞こえる物つまり五感に訴えるものは人を惑わしやすいですが、人を正しい道に導くには非常に大切な事なのです。

皆さまの住まわれている地域にこの大壇や護摩壇がおいてある開放されたお寺があるだけで地域の様子が変わってくると思います。

それだけこの大壇や護摩壇には大きな力があるんだと思います。

お寺というと葬式や法事しかイメージにないという方も少なくないと思います。

しかし、真言宗の密教にはそれだけでない魅力がたくさんあります。

密教を通じてお寺が時代の第一線で活躍してほしいと思いました。

護摩壇は本当に見るだけでも意味がある

護摩をたくと尚いい。

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