住職の日記

雲や水のようにとらわれない

雲や水のようにとらわれない

こんにちは。

今日はお昼から曇り出して、風が出てきました。

いい風です。

さて、空の雲を眺めますと雲はゆうゆうと流れていき、川の水を眺めますと水はとどまる事なく流れていきます。

一見当たり前の様ですが、我々人間もその様に生きていく事が大切です。

その為には執着をなくす事です。

過去も未来も、物や人あらゆるものにです。

人生に於いて様々な弊害があると思いますが、川の水が流れるがごとく、流れに沿って進めばいいのです。

その場に留まろうとか、ましてや逆行しようとはゆめゆめ思わない事です。

自分がいないとどうなるかわかってるのか?とかこれがないと困るだろ?とか、人を脅しまがいな方法でとどまらせようとするものは、さっさと手放した方が身の為です。

川をご覧ください。

大きい石があっても水はそれを避けて通っていきます。

逆に大きい石は留まったままです。

結局世や人を自分の思い通りにしようなど、流れに逆らった事をする人はおいて行かれるのがオチです。

そういう人や物はほっといて、流れに沿って楽しく行きましょう。

菩提樹の実です。

もう蜂はいなくなりました。

もう六月も終わりに近づいてきました。

後半年しっかり楽しみましょう。

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