住職の日記

道を選ぶと…

道を選ぶと…

紅梅の蕾も膨らんできました。

赤いめでたい花が楽しみです。

「興味が続くかぎり、集中力は続くものです。」

<棋士 羽生善治>

こちらは天才棋士の羽生さんの言葉ですが、本当にそうだと思います。

興味が続くという事は、奥が深いという事です。

つまり、「道」という事です。

何かを得る為に生きるという事は、それはそれでいいですが、

やがて、とどのつまりがやっていきます。

言い換えれば「必ず飽きる」という事です。

しかし、道を選ぶとずっとワクワク楽しむ事が出来るのです。

そして「集中できる」ともあるように、道を選べば自我を離れることが出来ます。

つまり、変な悩みを持たなくても済むとも言えます。

また羽生さんは「将棋は老若男女問わず楽しめる」とも言っています。

これは将棋に限らずだと思います。

私たちは必ず老いていきます。

しかし、道を選択すればその時々の、体力、知力に応じて道を楽しみ事ができるのです。

老いていくことを嘆くのではなく、落ちていく体力を経験で補足し楽しむ事が出来ます。

この経験や知力は若い時にはどうしたってない物です。

せっかく生まれたからには、楽しまなければ勿体ないです。

楽しむ為には、道を選択しましょう。

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