住職の日記

道を極めようとする人は輝いている

道を極めようとする人は輝いている

こんにちは。

これから台風が接近して来ます。

出来るだけの準備はしましょう、備えあれば憂いなし。

境内の木の葉も春先には青々としていたのですが、今じゃ褐色を帯び、ハラハラ落ちて来ます。

その横を亀がいそいそ歩いてます。

亀も冬眠の準備でしょうか。

世間ではまだ、台風が来るなど言っているので、まだまだ実感がわきませんが確実に冬に移行しています。

さて、自分の道を極めようと努力している人は、輝いています。

人生を楽しんでいるとでも言いましょうか?本当に生き生きしています。

何かをする際に、何の為に?目的は?それなんの意味があるの?

物事のとっかかりとしては、それらの答えが必要となるでしょうが、その道の達人になると、理由は一つ、自分の道を極める為です。

何かを求めようとするのではなく、黙々と続けて行く、どうやったら続けて行けるのか考える。

以前話した通り、東京の上野の池の鴨は太って飛べなくなってしまいました。

目指す世界がそこならそれでいいでしょうけど、本当に幸せになりたいのであれば、そこでは無い気がします。

自分の好きな事や、自分の道を、生涯をかけて磨く。

ここに本当の幸せがあるのではないでしょうか。

その為には、これをやって何かを求めているようでは、良い悪いは別として多分続かないと思います。

結果が出ようと出まいと、続けていけるか?

人から非難されても続けていけるか?

その道を、続けていく為に続けていけるか?

それはいつまで続けるのか?

もちろん、枯れ落ちるまでです。

その道を生涯をかけて極めようとする人の姿は、仏さんの様に輝いている事は間違いないです。

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