住職の日記

道に迷ったら

道に迷ったら

スミレが咲いてました。

可憐な花です。

さて、昨日も申しましたが我々は生きていると、様々な決断を迫られます。

これまた、昨日も申しましたが、「決断」とは他の選択肢を捨てるという事です。

ですので、決断とは、本当に重要な事なのです。

だから、我々は迷って踏みとどまってしまうのです。

そこで、知識・経験共に乏しく、決断に迷ったらまず基本に帰るという事が大切です。

山登りには「道に迷ったら元の道に戻れ」という格言があります。

不安を抱えたまま、つまり精神が不安定なままどんどん前に進んでしまうと、ドツボにはまってしまうのです。

山で迷ったら、まず腰を下ろし、荷物にある非常食や水分を取り心を落ち着かせてから、来た道をゆっくり思い出し引き返すことが大切です。

ですので、決断をする際に迷った場合心を落ち着けて、その決断が真理に沿っているか?どうか?と基本に照らし合わせてみると良い決断ができます。

それらを、無視して自分のこだわりとか、もっとひどいのは感情を優先して決断すると、ますます深い森に迷い込んでしまいます。

山で迷う人は、初心者というイメージがありますが、意外と山に詳しかったり、慣れている人も山に迷うのです。

慣れという事は、いいこともありますが恐ろしい事でもあります。

慣れて慢心してしまうと、基本を忘れてしまい、思わぬしっぺ返しを食らう事になります。

そうならない為にも、慣れていても、常に基本に返り、心を落ち着けて決断しましょう。

いちばん上に戻る