住職の日記

見てもらいやすくするためには…

見てもらいやすくするためには…

玄関の燕の卵が孵ったようです。

鳥の卵が孵るには、雛鳥が卵の内側から親鳥が外側から突くという動作が必要になります。

しかも、それは同じタイミングでなければなりません。

仏教には「啐啄同時 そったくどうじ」という言葉があり、弟子が悟りの境地に達しようとした際に

師が手伝いをすることによって、悟りの境地に導くという意味です。

我々は何かを成し遂げようとする際に、うまく行かないことがありますが

それはまだ環境が整ってないか、自分の努力が足りないかであります。

従って、まだ花開かないなぁと思った際に、焦らず機会を待ち、今出来ることを

一生懸命こなすことが大切ですね。

「見ている人は見ている」と言いますが、こちらも見てもらいやすくする「工夫」は怠ってはいけませんね。

見てもらいやすくする為には、継続です。継続は力なり。

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