住職の日記

脇役ではない

脇役でなく

こちらは「菜の花のカラシ和え」です。

少し大人の味ですが、とても美味しい。

菜の花の苦味と、カラシのピリッとした辛さが絶妙です。

菜の花のお浸しもいいのですが、こうした個性的なカラシを合えることにより

味覚にエッジが立ち、とても美味しくなります。

こうしたカラシのような個性的な物は、それだけでは中々食することができませんが

他の食材に程よく効かせることにより、素材の持っている良さと融合して、素晴らしい調和を生みます。

この料理にしても、パッと見主役は菜の花かもしれませんが

一度口にしたら、カラシの存在の大きさを感じることでしょう。

カラシは脇役ではなく、他の食材を引き立てる才能を持つ万能な調味料なのです。

カラシの様に、相手の良さを引き立たせ、そして自分の存在感を示す、順応な存在になりましょう。

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