住職の日記

背を向けては幸せになれない

背を向けては幸せになれない

こんにちは。

今日は爽やかでいい天気です。

さて、人に優しくしたり、優しい眼差しを向けたり、誰もができるはずの仏様の様な振る舞い、つまり仏の教え。

この教えに背を向けて幸せになることは無理です。

人を言葉で傷つければ、直接自分に帰って来なくても、その傷つけられた人はそれを社会に還元して行きます。

言葉は生き物です。

ですから、一見自分には関係ないと錯覚しますが、巡り巡って自分に帰ってきます。

悪い社会、人が自分を騙そうとかするんではないかとオドオド怯えながら生活するのが幸せなのでしょうか。

悪い社会になるのは、それだけ自分の事だけを考えて、相手の事を考えず言葉を言い放ったり行動をした結果ではないかなと思います。

私達人間の心と一緒で、社会が最初から悪いわけではありません、人間の煩悩によって曇ります。

社会や町は人間を写しますね。

でも、その逆でいい言葉や優しい行動をとれば、それが直接自分に還元されなくても、その人達が社会や町に還元します。

そうすれば巡り巡って思いやりの心がある社会や町となって、さらに大きな幸せになって帰ってきます。

その為には、これやったらどうなるの?自分に得があるの?とか考えずひたすらに教えを実践することです。

そうすれば、この世は浄土と化すでしょう。

山法師が咲き出しました。

白い花が涼しげです。

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