綱から落ちないのは…
こんばんは。
今日も良く雨が降りましたね。
なんじゃもんじゃの花が咲き出しました。
この花も綺麗です。
「サーカスの曲芸、綱渡りなどをやる人は、それを当たり前のような顔でやっている。まさに超人技。あれこそはプロや」
<元プロ野球選手 野村克也>
私たち人間は生きていると、窮地に立たされることがあります。
そして、そういう逆境での振る舞いが、真価を問うと思います。
綱渡りというのは、正にそういう場面で、少しでもバランスを崩したらまっさかさま墜落していきます。
ですが、演者の方は余計な事を考えずに、前だけを見つめ、涼しい顔でさらりとこなしてしまいます。
私たちが目指す境地はこういったところじゃないかなぁと思います。
では、窮地でも普段通り行動するためにはどうしたらいいのか?
こういうと窮地になってからどうしようと?考えてしまいがちですが
窮地になってから行っていても遅いのです。
窮地になってから頑張ろうと思っていても、出来ません。
例えば、テストを受けるのに、まったく勉強せずに望んだらいくらテストに一生懸命取り組んでも
結果はいいはずはありません。
0点です。
ですから、普段から行動し続けなければ、窮地なんかではできないのです。
綱から落ちないのは、普段から前を見つめ、よそ事を考えずに一歩一歩進む練習をしているから落ちないのです。
そして、その努力があるからこそ、自分自身を信じることが出来るのです。
自分を裏切らないのは、自分の普段の行動です。
その自分の普段の行動が、心の支えになるのです。
土壇場で普段の行動があらわれるのです。
仏法遥かにあらず、「今ここ」が本番です。