住職の日記

穂をいただきました

近所の方から穂を頂きました。

たくさんの人の労苦と天地の恵みによってこの一粒一粒のお米に詰まってます。

何事も当たり前と思ってはいけませんね。

ありがとうという言葉は「有難い」から来ていて

その「有難い」の反対語が「当たり前」なのです。

何かが狂っておかしくなってくるのは、この「有難い」物が「当たり前」に

感じられることに有ると思います。

こういう状態を「顛倒」と言い、すべて逆さまに見えているのです。

そんな、何もかも逆に見えていては事故怪我にあっても至極当然とも言えます。

我々がこうして生まれたこと、こうして毎日命の施しをいただけて、生きていられるのは

実は奇跡なのです。

本当の幸せはそういうことを感じられることでしょうね。

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