住職の日記

祈りから生まれる謙虚な心

こんにちは。

今日は久々の雨ですね。

これからなんか寒くなってきそうです。

さて、私たち日本人は自宅に神棚や仏壇があり身近に祈りをささげる存在と生活しています。

この祈りは自分以上の存在に対して行う行為であります。

こうした神仏に対して祈りをささげて生活していると次第に謙虚な気持ちが出てきて自然と自分の欲の暴走を止めることができるのです。

才能のある人でもこの謙虚さがないとせっかくの才能も花開きません。

自分が一番偉いと思った時点で間違いなのです。

人間は何でも当たり前になってくるとその感謝の気持ちが薄れていきます。

謙虚な気持ちを忘れないようにするには祈ることが大切なのです。

祈りは何かの願いを叶えるためにだけ行うものでなく、穏やかな心を持ち世の中の平穏を保つ為でもあります。

日本は自宅にそして町に神仏が存在しますのでそういった意味で言うととても環境は整っています。

あとは実践するかしないかですね。

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今年と来年の干支の共演です。

今年もあと二カ月を切りました。

早いですね。

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