住職の日記

相手にすらされていなかった

相手にすらされていなかった

こんばんは。

今朝とても涼しかったですね。

さて、今日は台風で荒れた境内の清掃に追われておりました。

掃除中、ふと空を見上げると。。。。。

一点の曇りもありません。

せっせと片付けている我々人間の心情を察する事なく、何事もなかったかのような、表情です。

われわれ人間の存在って自然からしたら、本当に小さくて、我々が自然は美しい、大切だとなんだと言っても、まるで相手にもされていなかったのですね。

圧倒的な差ですね。

これは、どうしようもない事実です。

だからこそ、われわれ非力な人間は協力していかなければならないのでしょう。

だから、共存共栄が人間の本来の姿です。

逆に協力が出来ないのであれば、その人はこの自然とのいかんともしがたい、力の差をどうにかしてからわがまま言って欲しいですね。

多分余程勘違いしてしまったんでしょう。

こうして、不気味なほど美しく、静かな空の下、台風の片付けを終えるのでした。

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