住職の日記

直接教えを頂く

直接教えを頂く

こんにちは。

だんだん、寒くなってきました。

冬到来です。

ハナミズキの葉も赤く紅葉してきました。

あれだけ、柔らかく真っ青に輝いていた葉も、秋冬になればこうなります。

新緑もいいですが、紅葉もいいですよね。

それぞれ良さがあると言うことです。

これは、我々人間にも言えますよね?

「また歳取ったー」と嘆いていても、しょうがないです。

その歳でしか、できないことを楽しみましょう。

さて、私は一年中地蔵寺にいますから、言わずとも自然と密接に生活しています。

こうして密接に自然と生活していると、仏さんの説法を自然に聞いているみたいなのですよ。

春先様々な花や新緑に囲まれ、やっぱ仏の世界はここにあるなぁと感じたり。

夏場灼熱の太陽に照らされて、やっぱりそれに伴う苦難もあるんだなぁと実感したり。

台風が来て、強烈な風雨にさらされて、自分の小ささを確認したりと

誰かの説法を聞いたわけでないのですが、自然に仏様の教えが身に染み渡ります。

私たちが身を置くこの世界は仏の世界です。

人や自然などすべての物に仏性が宿ります。

ですので、自然と密接に暮らすことは、文字や言葉からでなく直接仏の教えを、体で教わることになります。

そして、自分がこの地球(仏の世界)の一部なんだと言うことを体感し、心に刻むことができます。

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