のぼりを固定する筒の中からカエルが。
こんな狭いところでも気持ちよさそうに生活してます。
広い穏やかな心があれば、狭いところでも快適に。
どんなに広い場所でも、心が狭ければ、争いが起き
満たされることはありません。
我々は普段「自分」と「他人」と別々に存在していると認識しますが
我々が持っている識がそうさせているのであって本来命は不可分であり
別々に存在はしていないのです。
本来1つのものが2つに見えるのは非常に苦しく、心が穏やかにはなりません。
しかし、そうした誤解が溶けたならば、狭いつぼの中でも穏やかな
生活ができるということですね。
ただ、すべて同じという事ではありません。
性別だったり年齢だったり、区別はあるのです。
無分別の世界だからと言っても区別はしなければなりませんね。
「分別せず区別はする」これが壺中日月長の秘訣でしょうか。