住職の日記

無財の七施 無料で幸せになる方法

こんばんは。

今日は暑くなる暑くなると言われていましたが、風が強く日影は涼しく過ごしやすかったです。

明日は予報では雨ということなので、いよいよ梅雨に突入ですかね。

さて、シトシト雨が降り少し落ち込みそうな梅雨の時期だからこそ笑顔で生活したいものです。

暗い顔をしていても、笑顔で過ごしていても同じ時間が過ぎます。

でも、いい事がないのに笑顔で生活なんかできない!と思いのあなた、非常にもったいない生き方をしてるかもしれませんよ。

いい事がない時こそ笑顔で生活することが大切です。

仏教には「無財の七施」という言葉があります。

お金や品物に頼らず自らすぐに実践できる七つの施しが説かれています。

一、「眼施」-優しい眼差しで人に接する

二、「和顔悦色施」-笑顔で人に接する

三、「言辞施」-人に優しい言葉をかける

四、「身施」-自分の身体で出来る事を奉仕する

五、「心施」-他の人のために心配りをする

六、「牀座施」-自分の席や場所を人に譲る

七、「房舎施」-風や雨をしのぐ所を人に与える

以上の七つです。

どれもお金がなくてもすぐ実践できますね。

まずは笑顔で行きましょう。

笑顔でいると周りの人も気分がいいですし、自分自身も気分がよくなります。

逆にあなたの近くに愚痴ばかりこぼして、しかめっ面で生活している人がいたらどうでしょう?

近づきたくないですよね。

その人は誰でも実践できる「和顔悦色施」を怠ったために多くの徳を逃しました。

愚痴をこぼしながら周りの人に不快な気持ちにさせながら生活するか、笑顔で人に優しく接しながら生活するか。

どっちが幸せになるのでしょう?

同じことをして同じ時間を過ごすなら笑顔で人に優しく過ごした方が何倍も得です。

笑顔で人に優しく接しましょう。

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笑顔が素敵な布袋さん。

笑顔が素敵な人は人を和ませ自然に人が寄ってきます。

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