住職の日記

済世利人

こんばんは。

今日は寒かったですね。

明日は朝マイナス四度らしいです。

冬の最後の悪あがきですね。

さて、真言宗の教えに「済世利人」という言葉があります。

世の中を救い人々に利益を施す事です。

今年の成人式のニュースの中で「人の役立つ仕事がしたい」など自分だけじゃない誰かの役に立ちたいという新成人が多くおられました。

これは本当に素晴らしい事だと思いました。

日本は物質的豊かさを求めて来ました。

しかし、今は物質的な豊かさではなく心の豊かさがいかに大切か気づいたのです。(特に若者が)

これからの時代人を思いやれる人や企業が支持され、自分だけよければいいという人や企業は浮いた存在になるかも。

日本は今震災や不況など曇り空かもしれません。

ただ、この若者たちの豊かな心は日本の希望の兆しだと思います。

済世利人の精神で人を思いやる事ができるいい世の中にしましょう。

近所の方に仏器磨きをしていただきました。

ピカピカになりました。

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