住職の日記

洗心

洗心

A204_convert_20140106102458.jpg

冬の夜明けは寒さで体が痺れるくらいです。

しかし、同時にどこか幸せにも包まれます。

私たちは生きていく上で、知らず知らずの内に様々な悪行を重ねてしまいます。

そして自覚症状が無いうちに、心が淀んで行きます。

そこで、こうした凛と張りつめた冬の夜明けに身をさらすことにより、心の洗濯ができます。

そうすると、本来自分の心に存在する清らかな部分を知ることができます。

行動、言葉、心はそれぞれ存在しているのではなく、全て一体です。

仏の世界、人間の世界、地獄の世界もそれぞれ別に存在していません。

と言うことは自分の言動で自分の取り巻く世界が変わると言う事ですね。

いちばん上に戻る